2012年2月7日火曜日

兵庫・加西の兄弟死亡事故:危険運転致死に訴因変更 神戸地検が請求 - 毎日jp(毎日新聞)

 兵庫県加西市で昨年12月、皆既月食の観測から帰る途中だった小学生の兄弟が飲酒運転の軽トラックにはねられ死亡した事故で、自動車運転過失致死と道交法違反(酒気帯び運転)の罪で起訴された同市の建設業、小池巧被告(54)について、神戸地検が法定刑がより重い危険運転致死罪に訴因を変更するよう神戸地裁に請求したことが分かった。

 請求は30日付。訴因変更請求書によると、小池被告は昨年12月10日午後11時ごろ、飲酒の影響で運転操作が困難なのに軽トラックを発進させ、走行中に居眠りをして同市立北条小6年、生田敦弘君(12)と同2年、汰成(たいせい)君(8)の兄弟をはねて死亡させたとされる。

 小池被告については、県警が自動車運転過失致死容疑で現行犯逮捕。複数の店で飲酒を重ねるなど、飲酒の影響で正常な運転ができなかったとして危険運転致死容疑で追送検したが、神戸地検は同罪での立件を見送り自動車運転過失致死などの罪で起訴していた。【渡辺暢、高橋一隆】

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